2016年8月6日土曜日

第十七回 七句会の選句結果

 七句会のみなさま
 第十七回の七句会にご参加いただきたいへんありがとうございました。
今回の選句結果をご報告いたします。
  今回は、小野寺さんの句がかなり高得点でした。6 点句から3 点句は下記の
ようでした。
 6 点句
(102) 打ち水を またげば 古都の街が暮れ         小野寺
  4 点句
(011) 戦場 (いくさば) に木霊 (こだま) となりぬ 蝉時雨  小野寺
(035) 幼な児が手拍子遅れる盆踊り             志方
  3 点句
(001) 鎮魂の 読経静かに 夾竹桃             小野寺
(010) 終戦日慰霊碑の影濃くなりぬ             豊
(037) 佳き日々へ 熱くいざなう 囃子の音         山田
(043) 夏祭り ほつれし髪の 艶めきて           小野寺
(047) 息をのむ 足もと揺らり 大提灯           中津川
(061) 床に就き耳に響くや阿波踊り             古川
(066) 亡き母とさんさ踊りの遠い夏             澤藤
(068) 夕菅 (ゆうすげ) や 原野 (はらの) の彼方 夏木立  小野寺
(085) 生垣を過ぎる親子の夏帽子              豊
  下記に、選句表に、各句の右側に作者名、および、その下に選んだ人
の名前とコメント (追番付き、順不同、敬称略。) を付したものを添付
します。
  次回については、今年10月上旬ころにご連絡したいと思っていますの
で、よろしくお願いいたします。やり方、等について、ご意見がありま
したら、ご連絡をいただきたく、よろしくお願いいたします。
 事務方から、以下、ご連絡、ご依頼です。
(1) 選句参加者
 今回の選句には、下記の16名が参加しました。
  秋岡さん、秋元さん、小野寺さん、吉良さん、澤藤さん、志方さん、中津川
さん、野口さん、野澤さん、橋本さん、藤原さん、古川さん、宮澤さん、森杜
瑯さん、豊さん、深瀬。
(2) 今回の句会の結果を踏まえた勉強会について
 今回の句会の結果を踏まえて、顧問の豊さんを囲む感じで、次の要領で、勉
強会を行いたいと思っています。参加される方は、8 月中旬ころまでにご連絡
をお願いします。
・日時   8 月31日(水)17時~19時
・場所    喫茶室ルノアールニュー新宿3 丁目店
  http://standard.navitime.biz/renoir/Spot.act?dnvSpt=S0107.121
・費用    一人1,000 円前後 (予想)
  2016.08.06
      代表   橋口侯之介 (休会中)
      顧問  豊  宣光
      事務方 深瀬久敬


  1.兼題  戦争
(001) 鎮魂の 読経静かに 夾竹桃             小野寺
1   森
2   吉良
3   秋岡  静かに手を合わせ黙するなかで赤白
  の夾竹桃が鮮やかに咲いている。いいですね。
(002) 盆提灯 戦死の叔父と 読経聞く           中津川
1   宮澤  戦後生まれで、写真でしか知らない
  叔父と年1 回会えるのですね。
2   野口
(003) いつの日か 争いの無き世 また一年         吉良
(004) 夏の日に終わりし戦いはや七十年           澤藤
1  藤原
(005) 沖縄戦日差しの中のきび畑              秋岡
1   野口
2   深瀬    息子の連れ合いの父親が沖縄出身で
  あり、その実家は砂糖きび農家のようです。
  ひとごとではないと感じました。
(006) 自爆テロ戰の時期はもうそこに            小幡
(007) 七夕に平和の願い笹に記す              秋岡
1   古川   
(008) リオ五輪 何と戦う ブリックス           宮澤
(009) 父遺し戦争写真セピア色               深瀬
1   志方    戦争を俳句に表現するのは難しいと
  思っておりますが、幼き日々、父の黒いアル
  バムで北支戦線での軍服姿の写真がセピア色
  だったのを思い出しました。
(010) 終戦日慰霊碑の影濃くなりぬ             豊
1   秋岡    終戦後時間が経ち、木々も大きくな
    り、戦後も遠くなってきたというイメージで
    すか。
2   藤原
3   橋本
(011) 戦場 (いくさば) に木霊 (こだま) となりぬ 蝉時雨  小野寺
1   吉良
2   豊      太平洋戦争で南の島に戦死した兵士
    の魂がいま蝉時雨となって激しく慟哭してい
    る。戦争の悲惨をうまく象徴しています。
3   宮澤  蝉時雨が木霊となって鎮魂の読経を
  あげている様子、うるさいはずが静けさを感
  じます。
4   野口
(012) 戦争の狂気滲ます九段線               深瀬
1   秋元
2   橋本
(013) 真夏日や遠のく戦さ無言館              古川
1   小野寺  信州の無言館ですね。画学生の戦争
  に駆り出された無念の思いがひしひしと胸を
  打ちます。
(014) 指輪はめ家庭の平和取り戻す             秋岡
1   野澤    この歳になると家族への思いがとて
    も強くなります。
2   野口
(015) 戦争の 悲しさ薄れ 夏は去り            吉良
(016) 終戦の日置き去りにし山の日か            橋本
(017) 散歩かね 平和を託し 夏選挙            中津川
1   古川   
(018) 戦争を 知らぬ大人の 改憲論            宮澤
1   野澤
(019) 世の中の格差社会が死を招き             小幡
(020) 争いの火種の狂気如何に消す             橋本
(021) 戦争を語れば熱きビアホール             秋岡
1   深瀬    団塊の世代は、戦前派と戦後派の板
  挟みの微妙な立場にいる感じがします。しか
  し、安倍政権は、なにかお友達集団的で大丈
  夫なのでしょうか。
(022) 戦争を  ゲームで学ぶ  平成児            野澤
1   澤藤
(023) 終戦日 今年も来たかと 蝉しぐれ          宮澤
1   小野寺 今の平和は無残に死んでいった英霊
  の人柱としての犠牲にあります。忘れてはな
  らない事と思います。
(024) 戦なき地球に群れる揚羽蝶              豊
1   吉良
2   中津川
(025) やばいぞよ戦さの香りアベノミス           古川
(026) 衣川 戦 (いくさ) 遥かに 蝉時雨          小野寺
1   澤藤
      太平洋戦争末期の南方戦線を想ひ (5 句)
(027) 夏草や髑髏の眼からなにを見る            深瀬
1   宮澤  南方戦線、硫黄島、アッツ島と随分
  方々で玉砕しているが、収容されていない遺
  骨が報われぬまま朽ち果てるのは切ないです。
(028) 夏草を添えて朽ちにし鉄かぶと            深瀬
1   吉良
2   野口
(029) 錆びつきし戦車に夏陽無人島             深瀬
1   中津川
(030) 密林に遺骨眠らす波の音               深瀬
1   豊      これも、戦場で死んでいった多くの
    無名兵士たちを追悼する句になっています。
    「波の音」との取り合わせがいいですね。
2   小野寺
(031) 沖縄の浜埋めつくし阿鼻叫喚             深瀬
  2.兼題  祭り
(032) コンチキチン祇園祭に光る汗             秋岡
(033) 男なら 浴衣着こなし 夏祭り            宮澤
     子どもの頃の宮祭り
(034) 金魚逃げ 破れて悔し 夕社             中津川
(035) 幼な児が手拍子遅れる盆踊り             志方
1   秋岡    なんかよく見るほほえましい光景で
    す。
2   宮澤  未だに音痴なのは、この頃に原因が
  あったのか。
3   野澤    見様見真似で音に合わせて手拍子す
    るお孫さんの仕草が目に浮かびます。
4   野口
(036) 外人も 神輿はやして 夏祭り            吉良
     八王子の街を歩いていたら、祭囃子が聞こえて来ました。
     今は昔、祭りに熱中していた頃を、思い出しました。
(037) 佳き日々へ 熱くいざなう 囃子の音         山田
1   森
2   橋本
3   古川   
(038) にぎわひを逃れてひとり祭りの夜           豊
1   秋元
2   小野寺
(039) 雨上がり夏の夜空の屋台店              秋元
(040) 祭りの日 山車曳く孫の 背を押して         野澤
(041) 白塗りで鈴打ち鳴らし稚児の列            秋元
1   古川   
(042) 友と会い祭りの後の千鳥足              秋岡
1   中津川
(043) 夏祭り ほつれし髪の 艶めきて           小野寺
1   森
2   秋元
3   志方
(044) 夏祭り 孫に手渡す ワンコイン           野澤
1   澤藤
2   志方     (前の043 とともに) 両句とも祭り
  が持つ人と人との繋がりを深める手段が適確
  に表現されています。
(045) 幼子の 祭り着熱く だし車             吉良
     一昨年に行った東北三大祭りを思い出して (3 句)
     青森ねぶた
(046) 収穫 (みのり) 待つ灯籠明 (あ) かく浴衣跳ね     中津川
     秋田竿灯
(047) 息をのむ 足もと揺らり 大提灯           中津川
1   森
2   野澤
3   古川   
     仙台七夕
(048) 大飾り つづく歩道や 星祭り            中津川
(049) まつりの日日頃の仮面酒で捨て            深瀬
(050) 参道の祭り半纏人熱れ                秋元
(051) 祇園祭 (さい) 屋台と人で山車はこず         小幡
1   宮澤  先日、近所に阿波踊りが来ると言う
  ので見に行ったら、もう通り過ぎた後でした。
(052) ひな祭り 娘が継いだ ちらし寿司          野澤
      やっと覚えた踊りでした
(053) 盆踊り やっと輪の中 炭坑節            中津川
1   橋本
2   深瀬    自宅の近くの公園で、毎年、盆踊り
  が行われます。東京音頭、花笠音頭、炭坑節
  のほぼくり返しです。しかし、踊ったことは
  ないと気づきました。
(054) 夏祭り祇園の街に群れる人              小幡
(055) ガス灯に 透ける綿菓子  祭り待つ         吉良
(056) 祭りより浴衣の君が気にかかり            橋本
1   藤原
2   宮澤  イイね、昔から美人に見えるのは「
  夜目、遠目、傘の内」と言うけど、浴衣姿も
  そうだよね。想像力がかきたてられるからか
  な。
(057) 星祭り戦なき世と笹に結う              秋岡
1   小野寺
(058) 宵の町祭囃子に華やぎぬ               豊
(059) 鮮やかに祭りを飾る花火かな             橋本
1   藤原
(060) 祇園山車曳き手の風に気圧されて           秋元
(061) 床に就き耳に響くや阿波踊り             古川
1   吉良
2   橋本
3   深瀬    祭りの喧騒も終わり、寝静まった夜
  中、ふとそれが耳の奥によみがえる体験とい
  うのは、なにか普遍性があると思います。
(062) 盆踊り終わり田舎は秋気配              橋本
1   志方    季節の移ろいのはかなさがうまく表
    現されています。
(063) 夜祭のあやしき気分闇に這う             深瀬
1   森
(064) 双眸に 光湛えて 初節句              小野寺
(065) サマージャンボ 後の祭りの はずれくじ       宮澤
1   藤原
(066) 亡き母とさんさ踊りの遠い夏             澤藤
1   森
2   豊      さんさ踊りは、東北盛岡に伝わる伝
  統的な踊り。毎年八月にはパレードも開かれ
  ます。作者は東北の出身者でしょうか。それ
  とも、旅人として参加したのでしょうか。亡
  きお母さんとの夏の思い出です。
3   野澤
(067) 太陽に生贄のごと夏まつり              深瀬
1   吉良
2   中津川
  3.雑詠 (含、川柳)
(068) 夕菅 (ゆうすげ) や 原野 (はらの) の彼方 夏木立  小野寺
1   秋元
2   吉良
3   中津川
(069) 歳重ね  互い気遣う  夫婦旅             野澤
(070) 稲穂伸び風通り行く夏の田や             古川
1   志方  田舎のありふれた風景が懐かしく表現
(071) 生きていて疑問なかりし夏休み            深瀬
(072) 空蝉の 日暮れの祠 朋は逝き            小野寺
1   野澤
(073) 垣根越し金魚きんぎょの声行けり           深瀬
1   秋岡    最近は金魚売りの声はほとんど聞か
    なくなりましたが、昔はこんな光景もありま
    した。
2   豊      私たちの子どものころ、金魚売は夏
    の風物詩の一つでした。懐かしいです。
(074) 銀漢を 仰げば遥か 時が逝く            小野寺
1   橋本
(075) 夏休みはじめおわりの落差かな            深瀬
     東日本大震災から6年目、一輪の百合が今年は六輪に
(076) あの年に植えし山百合六輪咲             橋本
(077) 稲妻の 雲駆け抜けて 夏来る            小野寺
1   藤原
(078) 意に添わぬ  結果を前に  悪足掻き          野澤
(079) 波濤越え 夜のしじまに 銀河落つ          小野寺
(080) 遠雷に涼をいざなう夏の暮れ             志方
1   秋元
2   野澤
(081) 大花火映して黒き隅田川               豊
1   秋元
(082) みじかかる命ゆったり金魚かな            深瀬
(083) 梔子に思い残して半世紀               志方
(084) 空蝉や 涙で朋を 送りけり             小野寺
(085) 生垣を過ぎる親子の夏帽子              豊
1   秋岡    これもまた夏らしくてほほえまし光
    景です。
2   小野寺
3   深瀬    マンション暮らしが長いと、板塀や
  生け垣で仕切られた空間に郷愁を覚えます。
  親子の夏帽子だけが通りすぎていく眺めに想
  像が膨らみます。
(086) うきくさの黒き根揺らす金魚かな           深瀬
(087) 大文字 旅路の宿に 檜風呂             小野寺
(088) 路地裏に朱きホオズキ佃島              志方
1   中津川
(089) 夏来たり続く余震は早や三月             秋岡
(090) 黒雲や 雨降りたちぬ 白き道            小野寺
(091) 朝日来るカエル泣き止み蝉時雨            古川
(092) 紫陽花の雨にうたれて色深し             深瀬
(093) 蝉時雨 社 (やしろ) の森に 鎮まれり。       小野寺
(094) リンクスのマッチプレイに固唾のむ          秋元
(095) 紫陽花の葉にかたつむりふたつみつ          深瀬
(096) ほの暗き 夜明けに 淡く白椿            小野寺
1   古川   
(097) 闇はない都の夜に蝉時雨               古川
(098) 遠雷の瞬く一筋闇き海                志方
1   小野寺 稲妻と暗い海の対比が美しい。情景
  が浮かびます。 
(099) 渓流の 瀬音 密かに 山女魚 (ヤマメ) 跳ね。    小野寺
1   秋元
2   古川   
(100) 月面のドームの基地に金魚鉢             深瀬
1   豊      ここにも金魚が出てきます。ただし、
    金魚鉢。「月面のドーム」とあるのは、文字
    通り、月面着陸した宇宙飛行士のドームのこ
    となのか、それとも、月面の形をした「東京
    ドーム」のことなのか。月面の宇宙基地のほ
    うが、金魚鉢との関係に意外性があります。
(101) 老いらくの恋もスマホもままならぬ          志方
1   宮澤  今はイライラすると思うけど、その
  うち何も覚えられなくなるから大丈夫。
2   深瀬    そろそろ人生の終活のときですが、
    一方に、欲のかたまりみたいになってあがい
    ている自身がいることに思い至りました。
(102) 打ち水を またげば 古都の街が暮れ         小野寺
1   澤藤
2   秋岡    日中の猛暑が去り、打ち水で涼を取
    る。京都らしいしっとりしたいい句ですね。
3   豊      打ち水で涼しさを演出するのは、暑
  い夏の京都の街にふさわしい。「またげば」
  がなんともうまいです。「街が暮れ」とした
  のもいい雰囲気でまとまりました。
4   志方  まさに夏の古都の路地
5   橋本
6   深瀬    「打ち水をまたげば」の感覚が新鮮
    です。遠い幻のような風景です。どこから湧
    いてくるのか不思議です。
(103) 夕照が梔子紅に雲も染め               志方
1   中津川
(104) 山百合の 強き香りや 露の朝            小野寺
1   豊      きれいな句です。山百合ですから、
    自宅の庭ではないのかもしれません。露は、
    夏の雨上がりでしょうか、それとも秋の深ま
    ったやや寒い朝の露でしょうか。山百合 (夏
    の季語) 、露 (秋の季語) どちらにアクセン
    トを置くかによって、イメージが変わるよう
    に思います。
2   山百合の存在感が霧との対比で際だ出させて
    いる。
(105) ままごとで  家の内輪を  丸出しに          野澤
(106) 宵宮に 束ねし髪は 風に舞ひ            小野寺
1   森
(107) 団塊の戦後生まれも老いの道             秋元
(108) 薄蒼き 微光の中を 蜂が飛び            小野寺
(109) 政治家の  資質と問われ  二枚舌           野澤
(110) 常夏の異国の娘デング熱               秋岡
(111) みどり児の 瞳に強く 光在り            小野寺

  付記
  選句に際して、次のようなコメントもいただきました。古川さんのご意見は
七句会のあり方にも関係しますので、一応、ご紹介しておきます。
・吉良さん -- 機械文明の発展とうらはらに、人間はく進歩しないどころか益
々退化しているのではないかと危惧されます。武力による紛争解決方法を放棄
する日がいつになったら来るのだろうか。今回のテーマは俳句としては重いも
のとなりましたが以下を選びました。
・志方さん -- 段々全体のレベルがあがっているのを実感しております。
・野澤さん -- データを失ったショックから、徐々に立ち直りつつあるという
状況です。歳を取り何事にもやたらと時間がかかってしまいます。
・野口さん -- 皆さんの言葉の多さに驚くとともに、うまいなーと、楽しい選
句ができました。戦争との兼題で多くの句を選ばさせていただきました。昭和
22年生まれで、終戦の傷跡がわずか残る子供時代を過ごし、やはり思い出す
からと思います。楽しい時間をありがとうございます。
・柳町さん -- 本日までドイツ、オーストリーを巡ってきて先ほど帰国したば
かりです。今回は投句もせず申し訳けありませんでした。そのような事情です
ので、今回の選句は遠慮させていただきます。
・古川さん -- なお季題の決定について私の意見を申し上げたいと思います。
私のように俳句を作るのもこの7句会が初めてのものに取って、季題はできる
だけ作りやすい、平凡な季語を選んでいただければと思っております。もっと
もポピュラーの物がありがたい、ちょっとひねって、難しくないものがよいで
す。深瀬君達のように難しい季題にも,俳句の発想できるものには、凝ったも
のを希望される方もいるかもしれませんが、これ以上凝っていくと間違いなく
、私はリタイアーです。それからできるだけ明るい季題を選んでいただきたく
思います。川柳でも、戦争といわれ、気持ちのいい発想で句を作る気にはなり
ません。戦争などは不要と思います。現代は景気も悪く、格差社会で、あまり
明るくない時代ですが、俳句ぐらいは気持ちよい思いで考えて作ってみたいの
です。以上ですが、今後は季題によっては、自分に合わないものは不参加とさ
せていただきます。
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