2023年2月20日月曜日

七句会 第四十二回目のネット句会 選句の結果です。

  七句会のみなさま


 第四十二回の七句会にご参加いただきたいへんありがとうございました。

今回の選句結果をご報告いたします。


 7 点句

(005) 目が醒めて目が醒めてなお冬の夜          桑子 03


 4 点句

(033) 寄せ鍋の湯気やはらかに母の味           小野寺19

(040) 侘助が秘めて咲きをり古都の宿           小野寺14


 3 点句

(024) 埋み火に過ぎし縁 (えにし) の影燃やし       小野寺10

(044) 朝靄(もや)に群れ語り合う水仙花         吉良 01

(079) 能登の海岩打つ波や虎落笛             治部 02

(096) 断捨離の悔いをこころに年の暮れ          深瀬 04


 2 点句

(009) 寒椿この世の憂きを知らで咲き           小野寺13

(012) 凍鶴は一声鳴いて動かざる             豊   06

(013) 山寺や靴に染み入る雪の道             服部 02

(017) 飲み・歩きコロナ陽性寝正月            桑子 01

(029) 洗顔の水の痛さや寒の入              豊   01

(039) 除雪車の轍の跡や北の街              豊   04

(045) 庫裡暗く蠟梅ほのかに香りけり           吉良 02

(048) 寒椿仏の顔の悟りあり               吉良 05

(050) 吹雪舞ふ波止場の汽笛風に消え           小野寺03

(085) 墨にほふ降り積む雪の温かし            小野寺21

(089) 亡き人の形見の雪か降り止まず           小野寺05


  下記に、選句表に、各句の右側に作者名、および、その下に選んだ人の名前

とコメント (追番付き、順不同、敬称略。) を付したものを添付します。

  次回については、今年3 月~  4 月ころにご連絡したいと思っています

ので、よろしくお願いいたします。やり方、等について、ご意見がありました

ら、ご連絡をいただきたく、よろしくお願いいたします。


 事務方から、以下、ご連絡、ご依頼です。


(1) 選句参加者

 今回の選句には、下記の13名が参加しました。

  小野寺さん、吉良さん、桑子さん、志方さん、治部さん、中津川さん、橋本

さん、服部さん、平島さん、宮澤さん、柳町さん、豊さん、深瀬。


(2) 今回の句会の結果を踏まえた自句自解、感想、等の募集について

  今回の句会の選句結果を踏まえて、各自、表明しておきたいこともあるので

はないかと思いますので、自句自解、感想、等、なんでも結構ですので、募り

たいと思います。一応、期限としては  03月12日とし、事務方にメールでいた

だき、それを七句会の下記のweb に掲載することにしたいと思います。

 http://nanaku-haiku.blogspot.jp/


  2023.02.19


      代表   橋口侯之介

      顧問  豊  宣光

      事務方 深瀬久敬


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(001) めでたきや街道踏破は松の内            中津川05

(002) 初場所のテレビ桟敷でビール飲む          深瀬 08

(003) まばたきて夜寒の翳を仕舞ひけり          小野寺20

(004) 瀬戸の海尽きせぬ思い車窓から           志方 03

(005) 目が醒めて目が醒めてなお冬の夜          桑子 03

   1 吉良    若い時には想像もできない、「老い」の生活に

       共感を覚えます。

   2 治部    何度も目が覚める理由は何でしょうか。寒さの

       せい?悩みでも?  それとも、老人あるあるかな。

       冬の夜の寒さがよく伝わります。

   3 中津川  冬は寒さでさめるのですが、私はトイレで目が

       醒めます。

   4 橋本    私も同感です。繰り返しの表現が効いています。

   5 平島    年寄りの嘆きが、溜息が単純に表現されて冬の

       夜長が身につまされます。

   6 宮澤    飲みすぎて早々と眠りについたが、夜中に何度

       も目が醒める。冬の夜は一向に明るくならない。

       いくつになっても飲みすぎた後の反省ばかりの人

       生。進歩しないことへの反省の句と勝手に解釈し

       ました。

   7 深瀬    夜中に3 回くらい起きることがあり、同感です。

(006) 松過ぎの図書館で食うカツカレー          深瀬 10

      1 桑子    「食うカツカレー」という表現が正月料理に飽

       きて日常生活に戻った様子がよく表されていると

       思います。

(007) 炭はぜて夕餉の匂ひ外は雪             小野寺09

   1 志方    炭の風る音と夕餉の香り、雪の白さコントラス

       トの構成がいいですね。

(008) コロナ癒え元日の空いちめん青           中津川03

   1 吉良    病気をして初めて、普段何気なく見ている空の

       青さを実感できるのでしょう。

(009) 寒椿この世の憂きを知らで咲き           小野寺13

   1 治部    憂き事のない世でありたいものですが、毎日の

       ように事件がありますね。深紅の寒椿は何にもめ

       げず強く美しいものなのでしょう。健気な椿の紅

       が目に浮かびます。

   2 柳町    

(010) 駒カフェの中一 (ちゅういち) の顔なにか懐かし   深瀬 21

(011) 陽あたりて餌場のメジロ春を待つ          小野寺01

(012) 凍鶴は一声鳴いて動かざる             豊   06

   1 小野寺  張り詰めた、厳しい冬の朝、鶴がひと声高くな

       き静寂の中で微動だにしない、冬の厳しさに美し

       さが重なります。

   2 吉良    雪原で瞑想しているごとき鶴の姿が印象的です。

   11月ごろ山形の山寺に登った時

(013) 山寺や靴に染み入る雪の道             服部 02

   1 柳町    

   2 深瀬    「靴に染み入る」は身近な実感です。

(014) ペダルこぐ足元に咲く蕗の薹            柳町 01

   初場所は、晴れ晴れしいですが、現実は寒く

   て雪がちらつく日もあります。

(015) 初場所の東京の空うすら雪             新井 07

(016) 自室にて座禅まねごと朝茶飲み           深瀬 14

(017) 飲み・歩きコロナ陽性寝正月            桑子 01

   1 小野寺  豪放磊落、潔良いではありませんか。人生なる

       様にしかなりませんもの。

   2 服部    

(018) WBC選手決まりて春隣り             中津川07

(019) 稜線を雲と朱に染め初日の出            志方 05

   1 豊      山の上にのぼってくる初日の出の雰囲気が自然

       に出ています。

(020) 団塊も後期の門に乱れ入る             深瀬 16

   1 豊      後期高齢者という言い方がなんとも不愉快です

       ね。仕方ないけど。

(021) 凍土に牡丹の花芽赤く棲み             小野寺15

   1 橋本    観察眼鋭いですね。

   曜変天目を見ましたが、青の輝きに引き付け

   られました。

(022) 国宝の碧の深さの神秘なり             新井 01

(023) 初富士をあと幾だびか拝めるか           志方 02

   1 橋本    最後は「拝めるや」でどうかなとも思いました

       が、、、。

(024) 埋み火に過ぎし縁 (えにし) の影燃やし       小野寺10

   1 中津川

   2 服部    

   3 豊      難しい句ですね。しかし作者の知識の深さが感

       じられます。

(025) 新聞が冷えてポストに冬の朝            豊   02

   1 宮澤    Hot newsも冬の寒さに待つしかない。冷え冷え

       としたポストで、主人が新聞を取りに来るのをひ

       たすら待つという切なさなのかな?

   7日を過ぎてからセールに行っても残り物ば

   かり…。残り物には福がある…を信じて足を

   運びます。

(026) 松過ぎて最終セールの運試し            新井 04

   1 服部    

(027) 夜鳴きそばふるえた声が集まりて          小野寺04

(028) 年の瀬に街路で仰ぐ青き空             深瀬 03

(029) 洗顔の水の痛さや寒の入              豊   01

   1 小野寺  寒の入りの寒さは顔を洗う水を痛いと感じたん

       ですね。

   2 平島    痛さ に水の氷の様な冷たさが出ています。

   冬休みは幸せでした。

(030) 目を閉じて浮世忘れる寝正月            新井 02

   1 桑子    小生年末からコロナ陽性で寝正月、正月準備が

       出来ないやら心配で羨ましいです。

(031) 賀状書き加える文の悩ましき            中津川02

   1 桑子    印刷だけでは味気ないので一言書きたいがいつ

       も迷っています。共感します。

   近所の梅が咲いたので、見たくて通勤も遠回

   りをします。

(032) 家を出て早梅見たさに遠回り            新井 09

   1 宮澤    何か人より先に見つけたと自慢したいために、

       方々出歩く気持ち分かります。

(033) 寄せ鍋の湯気やはらかに母の味           小野寺19

   1 吉良    母の思い出の鍋料理の温かみが「湯気やはらか

       に」で表現されています。

   2 治部    いいですね。帰省の句かなと思いつつ、でも、

       もしかしてこれは母の味を再現してくれた妻への

       感謝の句かもしれませんね。いい人生を送られて

       いると思いました。

   3 服部    

   4 平島    yose yuge yaharakaのヤ行の音が心地よいです。

       味覚 触覚 視覚 が働いています。

(034) 冬眠の獣目覚める日和かな             豊   05

(035) 初春や富士に願掛け初ショット           桑子 02

   1 深瀬    新年の新鮮な気持ちが伝わってきます。

(036) 蟻地獄かつて遊びし縁の下             深瀬 22

   1 小野寺  我々子供の頃は遊びの一つは自然と向き合うこ

       とでしたね。蟻を落として、中にいるウスバカゲ

       ロウの幼虫を捕まえたりしてました。

(037) 新春のホールインワンは想定外           服部 05

   1 治部    おめでとうございます。これほんとに想定外で

       すよね。選者も昨年末12月12日にホールインワン

       やりました。びっくりしましたよ。春から縁起が

       いいですね。嬉しさがわかります。

(038) 孫そろい冷凍お節も馳走なり            中津川04

(039) 除雪車の轍の跡や北の街              豊   04

   1 小野寺  北国の風物詩をさりげなく、しっかりと詠んで

       ます、視覚に轍の跡が残ってます。

   2 深瀬    雪国の街角の風景が目に浮かびます。

(040) 侘助が秘めて咲きをり古都の宿           小野寺14

   1 中津川

   2 平島    妖しい不倫の匂いがして・・・危ないなあ!

   3 柳町    

   4 豊      俳句に熟練された作者の句だと思いました。静

       かで美しい雰囲気が良く出ています。

(041) コロナ禍の三年間の老ひ深し            深瀬 23

   1 志方    実感。

(042) 寒風に足取り急かし丸の内             桑子 05

   1 宮澤    ゆっくり歩けばよいのに、なぜか寒さは人をせ

       かすものですね。

(043) 初場所の櫓太鼓につくね食べ            深瀬 07

   冬の鎌倉瑞泉寺にて (5 句) 

(044) 朝靄(もや)に群れ語り合う水仙花         吉良 01

   1 小野寺  朝靄の中で群生した水仙の花が語り合う、とし

       たところが面白い、

   2 服部    

   3 柳町    

(045) 庫裡暗く蠟梅ほのかに香りけり           吉良 02

   1 中津川                  

   2 平島    Kuri  Kuraku     Kaori  Keri  音読してみる

       とカ行で始まりカ行で終わる響きが上手いなあと

       思います。

(046) 霜柱門前の石飛び散らん              吉良 03

   1 橋本    土を持ち上げる霜柱、石も一緒に持ち上げまし

       たか。

(047) 寒梅や苔むす枝に花光る              吉良 04

   1 服部    

(048) 寒椿仏の顔の悟りあり               吉良 05

   1 豊      この句にも作者の心のゆとりが感じられます。

       寒椿に仏の悟りがあったとは意外でした。

   2 深瀬    寒椿に仏の顔の取り合わせに同感しました。

(049) 青き空澄んで厳しき寒気かな            深瀬 13

(050) 吹雪舞ふ波止場の汽笛風に消え           小野寺03

   1 平島    これもfu ha.  Kiteki Kaze kie とたたみ込ん

       で目と耳が冴えています。

   2 宮澤    五感をすべて消し去る風の寒さを感じます。

(051) 避寒地の図書館埋める老人会            深瀬 12

   私は、趣味としてミニSLを走らせています

   (5年かけて製作しました)。先日の運転会

   で吹き上がる蒸気の向こうに白梅がかすんで

   見えるところを詠んでみました。

(052) SLの蒸気にかすむ白梅や             柳町 02

   1 志方    すごい努力の跡がしのばれます。

(053) 歳末の人出なつかし昭和の世            深瀬 01

   1 志方    歳末の懐かしい雑踏を思い出します。

(054) 今年こそ心おきなく花見酒             志方 06

   1 桑子    ほんとに同感です。

(055) 木枯らしの落ちゆく波止場霧笛哭き         小野寺16

   1 柳町    

   初場所は着物で来るご婦人が多いですから、

   美しい女性を拝見する場所でもあります。

(056) 初場所や着物姿の美人ショー            新井 06

   1 桑子    九州場所で話題になった和服美人もいましたね?

(057) 月光に黒く枝張り冬木立ち             小野寺06

   1 吉良    冬の透明な空の月の明かりと冬木立の黒い枝の

       色の対比が絵画を見ているようです。

(058) なにげない写真に浮かぶ老いのかげ         深瀬 24

(059) 碧き空風が軋ます冬木立              志方 01

   年賀状は神様が、新年のお福を運ぶと良いで

   すね。

(060) 福の神幸せ運ぶ賀状かな              新井 11

(061) フィニッシュこそ大事と聞かす年の暮れ       深瀬 05

(062) 命日の墓参寒梅は紅(あか)            中津川06

(063) 不都合を覆い隠してポピュリズム          深瀬 18

(064) 寒鴉頭上に集うごみ出し日             桑子 04

   1 小野寺  鴉は頭の良い鳥です。ちゃんとゴミ出し日に網

       の破れ目をつつくと生ごみの餌にありつける事を

       知ってますね。生きてら行く為になんと健気では

       ありませんか。

(065) ふぐ鍋や三河日間賀の海は残照           中津川01

   皆で初日の出を見に行ったときの事

(066) 初日の出初屁する孫頬染めて            服部 01

   1 桑子    孫は女の子ですか。愛いらしい光景が目に浮か

       びます。我々年寄りは所かまわず、恥も外聞もな

       く放屁します。

(067) 地球の美いく億年の鑿 (のみ) の跡         深瀬 15

   1 中津川

(068) 小夜時雨行燈の火に髪揺れて            小野寺12

   1 桑子    幻想的な情景が浮かびます。

(069) 老いるとは冬の痒さに耐える事           服部 03

(070) フレイルの行く先みすえ舵握る           深瀬 20

(071) 冬の蜂夕陽に長き脚を垂れ             小野寺07

   1 豊      冬の蜂の脚に目をつけた作者の鋭い観察眼に拍

       手です。

(072) 初場所のうっちゃり応援背筋のび          深瀬 09

   1 治部    体験句、状況がよく伝わります。何だか自分が

       相撲を取っているようで土俵際思わず背筋が伸び

       ます。春夏秋冬どの場所(季節)でもよいところ

       がどうかな?

   都会にある山王坂ですが、清い風が吹き抜け

   ます。

(073) 青い空清い風吹く山王坂              新井 10

(074) 冬過ぎて攻勢に出よウクライナ           豊   07

(075) 百舌鳥 (もず) 鳴きて鎮守の森に帷 (とばり) 降り  小野寺17

   1 志方    鎮守の森がむなしい昨今。

   年末に近所のお宅の窓ガラスを拭く女性を見

   かけました。伝統的な大掃除がいいと思いま

   した。

(076) 雑巾でサッシを拭く嫁古き日本           新井 03

   1 治部    昔は障子の桟でしたが今はサッシですね。雑巾、

       嫁も古いですね。選者も古い人間ですので何だか

       ノスタルジーを感じますね。字余りが少し気にな

       ります。

(077) 夜鳴き蕎麦屋台の空に月のあり           小野寺02

   年末年始に金沢に旅行しました。生憎の天気

   でしたが、時々晴れ間もありました。その時

   の3 句。帰ってからの2 句。 (5 句) 

(078) バイキング思いもよらず雑煮かな          治部 01

(079) 能登の海岩打つ波や虎落笛             治部 02

   1 中津川  冬の日本海の荒れる様子が判ります。

   2 平島    日本海の荒波の音に虎落笛を聴くセンスを好も

       しく思います。

   3 深瀬    虎落笛 (もがりぶえ) から荒々しい冬の寒さが

       伝わってきます。

(080) 冬虹や雲間に出ず消ゆ日本海            治部 03

   1 柳町    

(081) 七福神巡る利益や鷹の舞              治部 04

(082) お焚き上げ大國魂神社で蕎麦            治部 05

(083) 松過ぎて世情波音さらに増し            深瀬 11

   1 豊      時事俳句として完成されていますね。全く同感

       です。

   本格的に朝の通勤ラッシュも戻って、忍耐の

   日々が始まります。

(084) 松過ぎて通勤電車に耐える日々           新井 05

(085) 墨にほふ降り積む雪の温かし            小野寺21

   1 吉良    部屋の中で書道をしているのでしょうか。ガラ

       ス越しに見える冷たいはずの雪が、綿のようにふ

       んわりと暖かいという表現が面白い。

   2 治部    外気の凍てつくような寒さと暖房された部屋の

       温もりの対比が、墨の香りで強調されています。

       雪国の冬の普通の様子がよく見えるいい句だと思

       います。

(086) 赤い目を最後に入れて雪兎             豊   03

(087) 年の瀬を病院通いで予定埋め            深瀬 06

(088) 隣家よりよき塩梅の沢庵が             服部 04

(089) 亡き人の形見の雪か降り止まず           小野寺05

   1 橋本    亡き人の雪にまつわるエピソードが気になりま

       す。

   2 深瀬    亡き人への思いをなかなか降りやまない雪へ託

       すのは印象的です。

(090) 年の瀬の一人ひとりの区切りかな          深瀬 02

   1 吉良    毎年実感される心境です。

(091) 冬霞百舌鳥 (もず) 高く鳴き陽はくれて       小野寺18

   1 柳町    

(092) 世の流れ自由か専制か自明では           深瀬 19

(093) 冬晴れに恃みて高き杉木立             小野寺08

   今年はどこへ行こうか心が弾みます。

(094) ウキウキと旅行支援の紙めくる           新井 08

(095) 年賀状まだ飲んでるか問い交す           志方 07

(096) 断捨離の悔いをこころに年の暮れ          深瀬 04

   1 中津川 

   2 橋本    なかなかですか、往生際悪いんですね。

   3 服部    

(097) 渡り鳥凍てつく湖面一休み             志方 04

(098) 墨青く匂ひて朝の雪景色              小野寺11

   1 志方    真っ黒な墨が浮かびます。

(099) セルフレジ使いこなして誇らしげ          深瀬 17

   1 志方    アナログ人種にも差別なく。


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  僣越ですが、選句に添えられたコメントをご参考までに添付します。


・橋本さん

  新型コロナの感染も漸く下火になってこのまま落ち着いてくれると良いです

ね。私昨年11月末、3 年振りの胃内視鏡検査で初期の胃癌が見つかり、柏の葉

にあります国立がん研究センター東病院( 車で30分) に入院、治療しました。

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) という1 時間ほどの手術を受け、7 泊8 日で2 

月5 日に退院しました。当初は食事後に胃部に違和感が残りましたが、最近は

改善しています。花の咲く頃にはゴルフと酒もOKの元の生活に戻れるかなと期

待しています。1 月12日に今回の投句案内のメールを頂いたようですが、ゴタ

ゴタしていて削除してしまったようです。


・平島さん

  今回もまた選句のみに参加させて貰います。七句だけはきついですね。


・宮澤さん

  年のせいか、冬の寒さにかかわる句ばかり選んだようです。


・豊さん

 今回は力作が多くて、選ぶのに悩みました。