2022年4月26日火曜日

七句会 第三十九回目のネット句会 選句結果のご報告です。

 七句会のみなさま

 

 第三十九回の七句会にご参加いただきたいへんありがとうございました。

今回の選句結果をご報告いたします。

 

  6 点句

(012) 野佛の頬濡らしけり花時雨         小野寺11

(054) 山城を訪ふひともなく花吹雪        小野寺03

 

  4 点句

(021) 長閑 (のどか) さや深き睡魔の老いの午後  深瀬  17

(071) 活け花や駅舎の隅に春ともす        深瀬  16

 

  3 点句

(023) 悲きや戦 (いくさ) なる地へ鳥帰る     吉良  04

(031) 春寒や背中丸めて夫婦坂          吉良  02

(039) することののたりのたりの老いの春     深瀬  15

(091) 谷川の瀬音ゆたかに山桜          小野寺02

(094) 一合が眠り薬と春の宵           服部  01

(097) 葉桜の湖 (うみ) の向こうに風ひかり    小野寺06

 

  2 点句

(003) 散り桜日ごと少なく春は往く        志方  01

(010) 雲雀飛ぶ石陰寄れば巣に命         橋本  07

(025) 黄たんぽぽ野原いっぱい広き空       深瀬  10

(045) 風が哭く古城の堀に花筏          小野寺10

(051) 今年また初音嬉しやゴルフ場        橋本  03

(059) 墨擦れば花冷えの木々薫りけり       小野寺08

(074) 春霞岩木の山に鶴が舞う          柳町  01

(075) 夜桜や想い断ち切る風の音         小野寺07

(076) 藍染の槽の温みや春浅し          服部  02

(078) 潮鳴りの煌く沖をごめ (海猫) 渡り     小野寺13

(080) 隅田川上り下りの花筏           桑子  04

(083) 鐘の音に和して舞ひ翔ぶ春疾風 (はやて)   小野寺21

(086) 日の丸や芦野の園に桜舞う         柳町  01

(090) 雨二日緑一気に春の庭           橋本  08

(097) 葉桜の湖 (うみ) の向こうに風ひかり    小野寺06

 

 

  下記に、選句表に、各句の右側に作者名、および、その下に選んだ人の名前

とコメント (追番付き、順不同、敬称略。) を付したものを添付します。

  次回については、今年6 月~7 月ころにご連絡したいと思っていますので、

よろしくお願いいたします。やり方、等について、ご意見がありましたら

、ご連絡をいただきたく、よろしくお願いいたします。

 

 事務方から、以下、ご連絡、ご依頼です。

 

(1) 選句参加者

 今回の選句には、下記の14名が参加しました。

  秋元さん、新井さん、小野寺さん、吉良さん、桑子さん、志方さん、中津川

さん、橋本さん、服部さん、平島さん、宮澤さん、柳町さん、豊さん、深瀬。

 

(2) 今回の句会の結果を踏まえた自句自解、感想、等の募集について

  今回の句会の選句結果を踏まえて、各自、表明しておきたいこともあるので

はないかと思いますので、自句自解、感想、等、なんでも結構ですので、募り

たいと思います。一応、期限としては  5 9日とし、事務方にメールでいた

だき、それを七句会の下記のweb に掲載することにしたいと思います。

 

 http://nanaku-haiku.blogspot.jp/

 

  2022.04.25

 

      代表   橋口侯之介

      顧問  豊  宣光

      事務方 深瀬久敬

 

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(001) 水温む水辺の草の水水し          橋本  02

      1 桑子    水づくしがテンポよくステキです

(002) 図書館の深き静けさ辞書の列        深瀬  19

(003) 散り桜日ごと少なく春は往く        志方  01

      1 宮澤    今年は桜の後に夏が来たり冬が来たりと目まぐるしい

           変化でしたが、とにかくあっという間に桜が散り、春は

           往きました。

      2 柳町

(004) 青信号歩道を飛んで揚羽蝶         豊  03

(005) 卒業もメールでつなぐゆるい縁       新井  02

      1 服部

(006) 妄想に生きる狂人露亡霊          秋元  04

(007) さくら咲く三途の川の遠見かな       深瀬  05

      1 小野寺  満開の桜を三途の川を渡る日の見納めかと遠目に見る

              感覚は共感です。

(008) 夜桜の梢の闇に人の声           小野寺20

(009) プーチンとともに未来の地獄絵図      志方  05

      1 新井    全く同感です。今の世相をよく表しておられます。

(010) 雲雀飛ぶ石陰寄れば巣に命         橋本  07

      1 秋元

      2 深瀬    巣のなかの生まれたての雛の生命力がリアルに伝わっ

              てきます。

(011) 三渓園はずむおしゃべり梅見酒       新井  01

(012) 野佛の頬濡らしけり花時雨         小野寺11

      1 秋元

      2 吉良    美しい春の日本の原風景を感じます

      3 志方    お地蔵さんの姿が、だんだん少なくなって、世の中全

              体がのんびり感が失せている。

      4 平島    お地蔵さんも世の中の非情に涙流して居られるみたい。

              花時雨が効いています。

      5 宮澤    野仏はいつも微笑んでいるようです。うれし涙が頬を

              伝う姿に時雨よありがとうと合掌。

      6       今回の選句でイチオシの句です。「花時雨」という季

              語を見つけたのがお見事。野仏に結びつけたイメージも

              いいですね。

(013) ボテンティア登録記念梅の花        深瀬  11

      1 新井    ほのかな喜びの光が感じられます。

(014) 朧月すれ違う人あやしげに         豊  05

(015) 自由死守決意の闘いウクライナ       橋本  10

(016) 入社式制服の折り目ぎこちなく       服部  04

      1 吉良    初々しい若者に、将来の活躍を期待してエールを送っ

              ているよう読めました。

(017) 花園も色も多彩に華やいで         志方  03

(018) 核を背に狂気の侵攻世界闇         橋本  11

      1       ロシアのウクライナ侵攻についての句がいくつかあり

              ましたが、その中でこの句が一番俳句的でした。

(019) 核威嚇歴史に残る大汚点          秋元  05

(020) ホオジロの渡る枝々新芽吹き        小野寺19

      1 志方    春の躍動感があふれています。

(021) 長閑 (のどか) さや深き睡魔の老いの午後  深瀬  17

      1 秋元

      2 吉良    自分の現状そのものです

      3 中津川  老化は怖いです。椅子に座ってテレビを観ているとい

              つの間にか眼が閉じています。

      4 宮澤    朝方に一日の計画を立てるが、午後までグズグズして、

              急ぐ用でも無いしと日延べを決め込むと、睡魔が襲いま

              す。

       ソビエトのウクライナ侵攻の早期の解決を願

      って。(3)

(022) 硝煙の消えることなし草芽吹く       吉良  03

      1 小野寺  ウクライナの惨劇は他人事ではありません。失われた

              平和の戦乱をよそに自然の草木は芽吹いてゆきます。

(023) 悲きや戦 (いくさ) なる地へ鳥帰る     吉良  04

      1 桑子    鳥には国境も戦争も関わりないですよね。

      2 中津川  渡り鳥も戦火に巻き込まれるのだろうか。一刻も早く

              停戦を。

      3 橋本    なんとか無事戻って来いよと祈るばかり。

(024) (いくさ) 止み青麦そよぐ静けさや    吉良  05

(025) 黄たんぽぽ野原いっぱい広き空       深瀬  10

      1 新井    広い公園のダイナミックだ光景が目に浮かびました。

      2 吉良    タンポポの黄色と空の青色の対比が美しい。ウクライ

              ナの国旗をイメージしたものでしょうか。

(026) 平和ボケ忘れてならぬ日本人        秋元  02

(027) 蹂躙のウクライナには春遠し        服部  05

(028) 露消えてロビンさえずる春の宇宙 (そら)   桑子  03

      1 宮澤    (つゆ)はロシアの露。日が昇り、朝露消えて平和

              に満ちた空を囀るのはツグミでなくロビンなのは欧州の

              空だからなのでしょう。

(029) この浜も外国産かと潮干狩り        中津川04

      1 橋本    味より値段、量ですか。美味しければ、食べたいとき

              は少々高くても国産を買いたいが。

(030) 鯉幟 (のぼり) 川には鯉の恋上り      橋本  13

(031) 春寒や背中丸めて夫婦坂          吉良  02

      1 秋元

      2 平島    厳しい冬の時代を夫婦で苦労しながら歳を取り耐えて

           来たが未だ寒いとはいえこうやってお互いにまた巡り来

           る春を迎えられることは嬉しいね。

      3       おそらく、長い間仲睦まじく付き添ってきた老夫婦な

              のでしょう。「背中丸めて夫婦坂」にその感じがよく出

              ています。

(032) ごまかせる瀬戸際を行く老いの春      深瀬  14

(033) 由比ガ浜水平線はどこまでも        志方  07

      1 新井    鎌倉へ行きたいので、その風景に出会えてうれしかっ

              たです

(034) 桜花ほのかに遷 (うつ) し緑酒注ぐ     小野寺04

(035) 手術後の目を襲うかと春の塵        中津川06

(036) 校門の並ぶ笑顔に桜舞う          深瀬  04

(037) 長閑さや散歩道にも眠気有り        橋本  01

      1 桑子    小生もボーっと半分寝ながら散歩しています。

(038) 吹き入りし落花に佛息を止め        小野寺12

      1 吉良    佛像が生きているように表現され面白く思いました。

(039) することののたりのたりの老いの春     深瀬  15

      1 服部

      2 宮澤    何をするにも、のたりのたりになりました。それでも

              転ばずに、春を愛でる日々が大切です。

      3 柳町

(040) 水温み朱き石楠花生き生きと        志方  02

(041) 侵攻を咎めぬ国の不自由度         橋本  12

      1 深瀬    上海のゼロコロナ政策の行き過ぎからは強権政治の怖

              さを感じます。

(042) 香満る本尊囲むつるし雛          中津川03

(043) ウクライナ実りの大地春はいつ       橋本  09

(044) たんぽぽのミニマリストの窓飾り      深瀬  09

      1 吉良    ミニマリストの生活にもやはり潤いは必要なのでしょ

              う。

(045) 風が哭く古城の堀に花筏          小野寺10

      1 秋元

      2 柳町

(046) 満開の桜にこころ狂わされ         豊  06

(047) 川うららゴミ取り船の千鳥足        桑子  01

(048) 解きおろす緞子の帯に花落ちて       小野寺14

(049) 山門に雲水送るさくらかな         深瀬  03

      1中津川  関東では見ることが無い光景ですが、京都辺りのお寺

              でしょうか

(050) 山歩くジビエ料理に雪の果         中津川05

(051) 今年また初音嬉しやゴルフ場        橋本  03

      1 桑子    又1年元気でプレーできる喜びが目に浮かびます。

      2 深瀬    ゴルフをたのしむ人のほっとした気持ちが素直に伝わ

              ってきます。

(052) 引っ越しで人の情けの身に沁みけり     新井  03

(053) 満帆の笑顔と緊張入学日          深瀬  07

      1 橋本   

(054) 山城を訪ふひともなく花吹雪        小野寺03

      1 秋元

      2 桑子   

      3 中津川  旧街道を歩いていると小高い山城が結構あります。句

              を詠んでいる風景がめに浮びます。

      4 橋本   

      5 服部

      6       山奥の城跡に人知れずひっそりと咲く桜。城郭の一部

              が残っていて、そこに花吹雪が舞う。情景が浮かびます。

(055) 鳩のごと白木蓮 (はくれん) に停戦祈る   中津川02

(056) 寒暖の大差に竦む老いの春         橋本  04

(057) おぼろ月蛙のこだま帰省の夜        小野寺17

      1 橋本    月夜の田圃で鳴き交わす蛙たち、懐かしく昔の田舎を

              思い出します。季重なりですが。

(058) 入学の孫に手をふる坂の上         深瀬  06

(059) 墨擦れば花冷えの木々薫りけり       小野寺08

      1 志方    墨の香りに癒される花冷え。

      2 柳町

(060) 囀りの車途切れて響く空          橋本  05

(061) 陽当たりの良き場所ほどの梅早し      服部  03

(062) 国連は機能不全の5P           秋元  06

(063) 音もなく渓流下る花筏           小野寺18

(064) 入学式たぎる若さに老い深む        深瀬  08

(065) 新しい本立て飾るあれこれと        新井  04

(066) 峠道うしろ髪ひく花の雨          小野寺05

(067) 堀端の桜並木に夕陽映え          深瀬  01

(068) みちのくのこれから魅せる山桜       志方  06

(069) 100号の桜絵並ぶ美術展         豊  04

(070) 満開の花観ることもなく朋は逝き      小野寺15

      1 柳町

(071) 活け花や駅舎の隅に春ともす        深瀬  16

      1 中津川  地方の小さな駅だろうか。気遣いが暖かいですね。春

             ともすという表現がいいですね。

      2 橋本   

      3 平島    ローカル線のあまりひと気のない駅。誰がいけたのか

           わらないけど少しでも人のこころにも暖かい灯がともれ

           ばとのこころ使いが嬉しいなあ。

      4       おそらく田舎の駅でしょうね。都会の駅ではこうはい

              かないでしょう。心優しい駅員さんが、いつも駅を利用

              してくれているなじみのお客さんに感謝のサービスをし

              ているのです。いい句です。

(072) 卒業子正門前のファッションショー     桑子  02

      1 服部

(073) 忍び寄る悪の枢軸焦眉の急         秋元  03

        桜の時期に、青森県五所川原市にある「鶴の

      舞橋」を見た時の情景です。

(074) 春霞岩木の山に鶴が舞う          柳町  01

      1 志方    岩木山を拝んだことがないので、昇天する前におとず

              れたくなりました。

      2 小野寺  春霞の岩木山を遠景として、鶴が舞う一幅の絵巻を観

              る思いです。

(075) 夜桜や想い断ち切る風の音         小野寺07

      1 新井    何の想いを断ち切ったのだろうかと気になる一句で

              す。

      2 橋本    想いとは何でしょう、花びらを散らすように風の音で

              断ち切れた?

(076) 藍染の槽の温みや春浅し          服部  02

      1 吉良    藍染をつけた槽もようやく温みはじめ、作業者の春を

              感じる気持ちがでています。

      2 平島    青は藍より出で藍よりあおし。氷は水より出でて水よ

           り寒し。槽の温みを見咎めたところが好きです。未だ春

           は浅く冷たくて寒いけど。

(077) エルグレコ神秘の紅に鳥肌立ち       新井  05

(078) 潮鳴りの煌く沖をごめ (海猫) 渡り     小野寺13

      1 桑子

      2 平島    石狩挽歌 なかにし礼 北の海 満洲  その向こうは

           ロシア プーチンのバカ野郎!

(079) 蕾咲く春の日差しに陰深く         秋元  01

(080) 隅田川上り下りの花筏           桑子  04

      1       滝廉太郎作曲の童謡「花」。隅田川をのぼりくだりす

              るのは船人ではなく桜の花筏なのです。

      2 小野寺  隅田川の流れに風まかせに漂う花筏、春の物憂さに漂

              わせているのは他ならぬ我が身でしょうか。

(081) 紀元節ビッグバンの日分かるなら      深瀬  12

(082) 春昼や縁側の猫あくびする         豊  02

      1 深瀬    こういう風景はおだやかな日々の記憶の底にある感じ

              がします。

(083) 鐘の音に和して舞ひ翔ぶ春疾風 (はやて)   小野寺21

      1 服部

      2 柳町

(084) 寂しさも酒杯に浮かびもう二年       志方  04

(085) コロナ禍に花粉禍ロシア禍人新世      深瀬  18

        桜のトンネルで有名な、津軽鉄道の「芦野公

      園駅」に、私が現役時代に関係したT-2 型ジェ

      ット練習機 (自衛隊で用途廃止となった) が展

      示されています。この航空機の日の丸がとても

      輝いていた情景を詠んでみました。

(086) 日の丸や芦野の園に桜舞う         柳町  01

      1 中津川  作者の飛行機好きが想像できます。

      2       前書きの文を読んでイメージがわきました。T-2 型ジ

              ェット機の側面と翼には確かに大きな日の丸があります

              ね。そこに桜の花びらが舞っている。軍歌の「同期の桜」

              を思い出しました。

(087) 雲翳り畔一面の蓮華草           小野寺09

      1 志方    古希過ぎてなぜか幼き日々の情景をおもいだします。

      2 中津川  米作り前の田んぼの景色。なつかしい感じがしました。

(088) 深き空白木蓮 (はくれん) 光るビルの街   吉良  01

(089) 燕の巣主は来ぬかと今日も見る       中津川07

      1 深瀬    燕は住宅地のなかの意外な場所に巣を作ります。作者

              の気持ちが分かります。

(090) 雨二日緑一気に春の庭           橋本  08

      1 平島    寒さも含んだ雨が二日も続き嫌だったがふと庭を見れ

           ばもうみどり一面。「緑一気に」が時間空間を捉えて上

           手い!

      2 小野寺  雨が丸二日降り続くと庭は一気に緑で埋まり春の盛り

              です。驚きの命です。

(091) 谷川の瀬音ゆたかに山桜          小野寺02

      1 秋元

      2 新井    旅行に行きたくなる風景です。

      3 志方    谷川の瀬音と山桜が見事に共存いている。

(092) 稚魚泳ぐ春の小川の光かな         豊  01

(093) 花びらの街路に散って季節ゆく       深瀬  02

(094) 一合が眠り薬と春の宵           服部  01

      1 桑子    晩酌の1合位が健康にも良い量共感します。

      (ご飯の1合ではないですよね 満腹で眠くなる?)

      2 深瀬    わたしもワインとかウイスキーとか試みますが夜中の

              トイレ回数が増えたりします。

      3 小野寺  春の宵一合の緑酒が最高の睡眠薬となりますね。

(095) 鐘の音に心弾みて春の雨          小野寺01

(096) 遅き日や19番はパー5 (ファイブ)     桑子  05

      1 深瀬    暖かくなりアフターゴルフをゆっくりたのしむという

              ことですね。

(097) 葉桜の湖 (うみ) の向こうに風ひかり    小野寺06

      1 新井    絵葉書の一コマのようなとても美しい風景です。

      2 志方    葉桜の鮮やかな早緑の木々と風が浮かびます。

      3 柳町

(098) 紀元節アイデンティティーの底問われ    深瀬  13

      1 服部

(099) 花の香を肴に一人ビールかな        橋本  06

      1 平島    サキイカとかせんべいとかでは無く花の香を肴と言う

           のが風流ごころで, また誰とも蔓まずひとりしみじみ味

           わって飲むビールの旨さは歳を重ねた人のみがわかるも

           のだねえ!

(100) 花見せんとカルガモ親子列を成し      中津川01

(101) 夕餉待つ母の得意の木の芽和え       小野寺16

(102) 母からの十三回忌の便りかな        深瀬  20

      1 小野寺  コロナでしばらく会いに行く事も出来なかった母上か

              らの父の十三回忌の知らせでしょうか。光陰矢のごとし

              です。

 

 

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                                    補足

 

 選句者の選句におけるコメントを僣越ですがご参考までにご紹介します。

 

・新井さん

  気温差が激しいですね。102 件、拝読し、気分転換になりました。ありがと

うございました。今回は、春のせいか美しい風景が多かったですね。

 

・中津川さん

  私の身近にもコロナ陽性が結構増えてきました。特に若い人たちがかかって

います。ワクチン3回接種しても不安になりますね。

 

・橋本さん

  5 月からはゴルフに復帰されるとのこと、体調と相談しながら緑のコースを

楽しんで、気分転換になると良いですね。私も、毎回の参加とスコアのアップ

は難しい状況ですが、体調維持と仲間との会話を楽しむために続けています。

  ウクライナの人々の惨状をTV等で見る度に胸が痛みます、一刻も早い平和の

日々が待たれます。

 

・平島さん

  今回も選句にだけ参加させていただきます。良いなあと思われる句が沢山あ

るのですが七句ということなので独断と偏見混じりですが下記をお届けします。

皆さんの選句が楽しみです。

 

・宮澤さん

  このところなにやら落ち着かない日々で、投句もさぼり失礼しました。先日

のリメンバー311 ゴルフには参加しましたが、あまり連絡しないと、忘れ去ら

れてしまいそうなので、取り急ぎ、下記5 句選句しました。

  ところで、恵比寿ガーデンプレースも三越が無くなり明治屋に、ビヤステー

ションがブルーノートに衣替えとか。コロナ後の水飲み場を探す身にとっては

迷惑なことです。

 

・柳町さん

  早速ですが、選句したので送ります。皆さん上手なので、7 句選ぶのは大変

です。

 

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